先月SFMOMAに写真の巨匠、Henri Cartier-Bressonを見にいってきた。凄くよかった。よかったけど、期待しすぎて、ちょっとがっかり感も。でも、何かの瞬間に命をかけているブレッソンの構図は、文句なし凄い。誰にも真似できない世界がそこにあった。 私は、その場の空気を瞬間に取り込む「スナップショット」が好きです。 しかし、好きだからといって好きな写真が撮れる訳でもなく・・・・。一体素人とプロのスナップショットの違いって何なんでしょう・・・・。というか、魅力あるスナップショットとそうでないものの違いって・・・。 ブレッソンのような人は、普通の人が持ってない感覚の持ち主だとは思うけど、意識して撮っているのか、無意識に撮っているのか、どんな気持ちが沸き上がってくるのか。何度も試行錯誤を繰り返し、自分の表現したい物を追究していったのか。その辺ってどうなのかな、と思うのです。 どんなプロでも、きっと過程があったはず。とにかく撮って撮りまくって、そして良い作品が生まれていったのだろうとは思うのですが。 昨日は、写真クラブのワークショップで、写真の歴史 - ウォーカーエヴァンス、カルティエブレッソン、木村伊兵衛のレクチャーを受けてきました。もっとこの3人の話が聞きたかった。「スナップショット」のエレメント(要素)とは何か・・・みたいな話も。 (写真) SFMOMAで、なんだかよく分からなくて印象に残った他のアーティストの組写真。
by IAmYukko
| 2011-02-26 22:50
| えいが & ほん & アート
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