話題は少々古いのですが、去年日本に帰国した際、飛行機の中で見た映画、「The September Issue」について。 雑誌ヴォーグの特大号を発行するまでの過程を描いたドキュメンタリーなのですが、これがびっくりする面白しろさで、飛行機の中で思わず2回も繰り返し見てしまったのです。まるで映画、「プラダを着た悪魔」と同じじゃないですか。調べたら、この編集長アナ・ウィンター、「プラダを着た悪魔」でメリル・ストリープが演じた人物だったのですね。 しかし実際は、この映画の何倍も迫力がある。彼女の所には、「どの服がいいでしょう、どうしたら売れるでしょう・・・・・」と業界の人がことごとく相談にくる。それに一人で的確なアドバイス。また一流のカメラマン、一流のモデルを使って作り上げた写真を片っ端からボツにしていくシーンは、恐ろしくて震え上がりそう。瞬時に良し悪しが分かる凄さ。迷いもブレもまったくない。アナの右腕である赤毛のグレースとのやり取りも面白い。シリコンバレーには、カリスマ性がある非常にやり手な独裁者が多くいますが、彼女はそれ以上かもしれません。 ビッチだけど、それ以上に魅力的でいつしか惚れてしまいます。なによりもお綺麗、60歳でありながら贅肉ひとつない体。 朝は6時前に起床、テニスをした後、メイクとヘアセットをし8:00に出社。パーティにおいても長い時間滞在することはほとんどなく、毎夜22:00過ぎには就寝。Wikipediaにより。 なんだか熱くなってしまいました。絶対おすすめです、このドキュメンタリー映画。女性は絶対好きなはず。 邦画名は「ファッションが教えてくれること」(なんですか、この邦題・・・・)。 ”2007年、米版ヴォーグ・秋のファッション特大号である9月号、締め切り5ヶ月前。一年で最も重要な号の準備に、編集長であるアナ・ウィンターは忙しい。トレンド傾向を見極め、特集するべきテーマを決め、撮影準備に入っていく。部員から提案される掲載候補の服に対し、有無を言わせずに採用・不採用を決め、重要なブランドの事務所を訪れ、コレクション前の洋服を見てデザイナーに歯に衣着せぬ意見を言い、メガ・ブランドのコラボレーション企画に合う新進のデザイナーを提案するなど、まさに分刻みで仕事をこなしていく。彼女とともに働く編集部員も、彼女の要求に応えるために必死だ。ある者は用意した服やモデルをすべて却下され、ある物は大金を使って撮影したほとんどの写真をボツにされ、ある者は撮影そのもののやり直しを命じられる。途方にくれる部員たち。しかし締め切りは迫ってくる――” HPより抜粋。
by IAmYukko
| 2010-03-30 10:06
| えいが & ほん & アート
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