New York の地下鉄 (フィルム編)
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70年代初め、hiroがマンハッタン郊外に住んでいた頃、NYでは犯罪が急激に増加し、次第に「危険な街」と呼ばれるようになっていったらしいです。でもまだまだ地下鉄には乗れたし、特に怖い思いもしなかったとか。ただ、LAからの転勤だったので、そりゃカルチャーショックで・・・・NYが嫌で嫌で仕方がなかったらしいですけど。

80年代、NYでは凶悪犯罪の取り締まりに力を入れ始めるが、なかなか治安が回復できず。そこでまず地下鉄の治安回復を目指してケリング教授のアドバイスのもと、「落書きを消す」というプロジェクトが始まったのです。



”当時、ニューヨークの地下鉄は、駅のホームや車両のすべてがおびただしい落書きで覆われていた。落書きを消すという驚くべき提案に対して、交通局の職員たちは、まずは犯罪を取り締まるべきだと猛反発したのだった。しかし、ガン局長は、落書き消しを徹底して行う方針を決め、地下鉄の車両基地では、交通局の職員によって6000もの車両一面に書かれた落書きを消してゆくという、途方もない作業が行われたのである。そして、プロジェクト開始から5年後の1989年、ようやくすべての落書き消しが終了した。するとなんと、地下鉄内で増加する一方だった凶悪犯罪が減少し始めたのである。

そして教授は、第2弾として、「軽犯罪の取り締まりを強化する」よう指示した。凶悪犯罪ではなく、軽犯罪の取り締まりという対策に、再び周囲は反発したという。しかし、すぐに実行され、落書きを書く者、車内での喫煙、無賃乗車など今まで凶悪犯罪の陰に隠れていた軽犯罪を、強い姿勢で取り締まっていった。そして2年後、なんと、凶悪犯罪数も減少し始め、94年には約半分にまで減少。犯罪の温床と呼ばれたニューヨークの地下鉄は、落書き消しと軽犯罪の取り締まりによって治安が回復していったのである。”
ニューヨークで行われた驚異の犯罪撲滅プロジェクトを追え」より

このプロジェクトの背景には、スタンフォード大学の心理学者によって1969年に行なわれた、カリフォルニアの住宅街に車を放置するとどうなるか、という実験があります。

まず、ナンバープレートを取り外し、ボンネットを開けたままにする。1週間は変化がなかった。
次に、フロントガラスを壊わす。すると、すぐにバッテリーを持ち去られるなど、多くの部品が次々と盗まれて、1週間後には、落書き、ほとんどの窓ガラスが割られるなど、車は完全に破壊されてしまった。

ケリング教授は、「自分だけではない」という意識から罪悪感が薄れ、結果的に車の破壊という大きな被害を引き起こす、つまり一見小さく見える落書きも凶悪犯罪につながっていくという論理を導いた訳ですね。

こんな事が頭の片隅にあったので、NYで地下鉄に乗ること、これが非常に楽しみだったのです。
デジカメ編をもう一度。
想像していた以上に綺麗で、日本と雰囲気似ているじゃん・・・と思ったりしていました。
携帯電話、漫画を見ている人は、見かけませんでしたが。
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by IAmYukko | 2010-05-02 18:20 | たび
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